KanadeBakoコミュニティマネージャーのたまちゃんです!下北沢のコワーキングスペース「KanadeBako」にて、経理・バックオフィス担当者や公認会計士、ひとりバックオフィスとして奮闘する実践者たちが一堂に会する交流会「これからの経理について語ろう会」が開催されました!
「経理ってどこまでが守備範囲?」「稟議や現場の巻き込み、どうしてる?」「AIやツールって現場で本当に役立ってる?」「この先のキャリアってどう描けばいい?」──。
普段は社内で孤独になりがちなバックオフィスならではの「リアルな生の声」や実践的なTips、ぶっちゃけトークが飛び交った当日の熱気と学びをぎゅっと凝縮してお届けします!
開催概要
- イベント名:これからの経理について語ろう会
- 日時:2026年8月26日(水)19:00–21:00
- 会場:KanadeBako(下北沢)
- モデレーター:ありぱん
トークセッション
事業会社のひとり経理、税理士法人・会計事務所出身者、公認会計士、フリーランスバックオフィス、スタートアップCFO、経理歴10年以上のベテランから、経理1年目で現場のリアルを学びに来た方まで個性豊かなメンバーが集まりました!

当日のハイライト&トークテーマ
1. 「これ誰ボール?」問題と、ひとり経理のつらみ

「数字が関わるものは全部経理」という暴論にどう立ち向かう?
契約書、資金繰り、キャッシュフロー……「法務?経営企画?経理?」と境界線が曖昧なボールが飛んでくる日常。ひとりバックオフィスの参加者からは、「分業意識を持ちすぎず、間接部門の仕事は巡り巡って全部自分に返ってくると思って巻き取るほうが、手戻りを防げる」というリアルな金言も!
稟議が通っていないのに請求書が届く問題をどうする?
若い組織や急成長企業ほど「現場の稟議意識」が薄く、口頭承認で進んでしまいがち。「なぜこのフローが必要なのか」の地道な社内啓発や、誰が見ても迷わないマニュアル化の大切さが鮮明になりました。
月初・月末の締め作業事情は?
「3〜5営業日で締めて即請求書を出すチーム」から「成果連動の集計に時間がかかり第8営業日まで走るチーム」まで、ビジネスモデルによって忙しさのピークが全く違うのも面白い発見でした。
2. バックオフィスのAI・ツール活用最前線

ClaudeやGASでここまでできる!自動化の工夫
「Slackでの請求書締めアナウンスの自動配信」「Googleフォーム経由で集めた請求書PDFをClaudeで月別フォルダに自動仕分け」「資金繰り表との突合自動化」など、自力で2ヶ月かけて仕組みを作った驚きの実践例が共有されました。
「ツール難民」とAIの落とし穴
バクラクやKickflowなどを新しく導入した際、使い分けが分からず現場が混乱。さらに社内AIが「古いマニュアル」を参照して誤案内してしまうトラブルも……。「AIが便利になっても、ドキュメントの最新化やルールの見直しは人間が泥臭くやり続けるしかない」という教訓に深く納得させられました。
セキュリティの線引き
「有料版(学習OFF)を前提にする」「企業名や個人情報などのバイネームは絶対にプロンプトに入れない」など、各自が自分なりのレギュレーションを決めて安全に使いこなしている方が多数いらっしゃいました。

3. インボイス・電帳法のリアル

「正直、8〜9割あっていればOK」
完璧を求めすぎると業務がパンクするため、システムの自動判定や相手の入力を信じて、ある程度の割り切りを持つのが現実的な落としどころという意見も。
社長のレシート問題は永遠の課題
「経費精算システムを入れても社長が直接聞いてくる」「プライベートのレシートと混ざる」「レシートを紛失して出金伝票を書く」など、小規模組織ならではの泥臭いエピソードに会場全体で大きな笑いと共感が生まれました。
4. 経理の「これからのキャリア」と4つの適性

「作業的な入力はどんどんAIに置き換わっていく。だからこそ違和感に気づくチェック能力や、業務を自動化して回す仕組みづくりの力が求められる」という話から、話題は経理の適性タイプへ。
- お世話好き系:経費精算や現場からの質問に優しく寄り添うサポートタイプ
- 企画・インパクト系:予実管理や取締役会資料、IRなど経営の意思決定に深く関わりたいタイプ
- 職人・パズル系:1円単位で残高を合わせたい、連結決算や基準を突き詰めたいマニアックタイプ
- 縁の下の力持ち系:目立たず正確無比にルーティンを守り抜くタイプ
「自分がどのタイプかを知ることで、スタートアップの何でも屋か、大企業のスペシャリストか、目指すべき組織やキャリアが見えてくる」という深い気づきがありました。
交流タイム&写真撮影
セッション終了後は、ドリンクを片手に自由な交流タイムへ。

登壇者と参加者の垣根なく、「実際に使っているツールの画面」を見せ合ったり、求人や複業のリアルな相談をしたりと、各所で深いディスカッションが繰り広げられました。
最後はKanadeBakoの壁面をバックに記念撮影。終始温かくアットホームな空気のまま幕を閉じました。

KanadeBakoからのお知らせ
KanadeBakoでは、今後もバックオフィスや街で働く人たちを応援するユニークなイベントを続々と開催予定です。10月以降もイベントが盛りだくさん。最新情報は公式Instagramや公式LINEにて随時発信していますので、ぜひフォローしてチェックしてください!
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